無駄とかいう意味の分からない言葉
アニメを見てるとたまに「そんな無駄なことしてないで、もっと勉強とか本読むとかしろよ。」とありがたいご高説を垂れてくる親切なウザイ方がいます。
確かに勉強をすることも本読むことも大事なことかもしれません。多分、おそらく、きっと、もしかすると私にいろんなメリットが有るでしょう。
ただ言いたいのはアニメを見ることって無駄なことなのでしょうか?
今の時代アニメって割りとポピュラーなものになっていますし、コミュニケーションツールの一つになりえます。それにアニメっていろんなジャンルがあるので、何か一つのことを書くときでも活用しやすいです。実際私はエッセイとか書くときに使っています。
さて私が言いたかったのはアニメ擁護ではないです。脇道にそれてしまいましたが、本題に入りましょう。
無駄ってなんなんでしょう?
- [名・形動]
- 1 役に立たないこと。それをしただけのかいがないこと。また、そのさま。無益。「―な金を使う」「時間を―にする」
- 2 「」に同じ。
- 「しゃれも―もいっかう言はず」〈滑・膝栗毛・初〉
- [補説]「無駄」は当て字。
なんでも東海道中膝栗毛で初めて使われた言葉だそうです。
さて、goo国語辞典によりますと、役に立たないことだとか、無益なことだそうです。
そうですねまさしく無駄です。
使いもしない新しスマホカバーを買ったり、読まないけどタイトルに惹かれて本を買ったり、使いもしない健康食品を買う。なるほど無駄でしょう(もちろん使うなら無駄じゃないです。)
しかし私が言いたいのは何が無駄だ、とか無駄じゃないだとかそんな話ではありません。そもそもこの世界に無駄なんて言葉があっていいのでしょうか?
お釈迦様はいいました、人はいつか死ぬんだから人生は無意味だと。要するに人生は無駄なのです。つまり、人生の中で行うすべてのことは無駄でしかないのです。
たとえノーベル賞をとっても死ねば関係ありません。たとえいい会社に就職してもいつかは死にます。たとえブログを書いてもなんにもなりません。少し厨二病っぽくなってしまいました。
それでも人は生きてます、何かしら目的を見つけて何かをしています。それを無駄と切り捨てることって、存在の否定にちかいのではないでしょうか?
だからアニメを見ている私に無駄なんて言わず、そっとしておいてください。
お後がよろしいようで。