日本語におけるfuck
たまには英語の記事でも書いてみようと思います。
英語で罵倒するときの言葉としてfuck以上に日本で知られているものはないと思います。単純に「Fuck」、相手の向かっていう時に「Fuck you」、うるさい奴に「Shat the fuck up」、とりあえず「Fuck」。いろんな時にFuckは使われます。
そんな言葉ですが、日本語に訳そうとするとなかなかに難しい。もちろんただの単語としては「性交する」という動詞になるのですが、ニュアンス的にはなんだか違うような気がするのです。
例えば「Fuck you」を直訳すると「セックスしろ」になるのですが、日本語的に言えばどちらかというと「死ね」に近いような気がします。この場合単純な直訳よりも罵倒語として使われているので、ニュアンスが変わっているのでしょう。
日本語ではなかなか起こり得ない現象だと思います。
例えば「Your shoes are fucking cool」なんていうと「お前の靴マジでかっこいい」と言った感じになります。今度は強調語として使われています。
日本語でも「クソかっこいい」などと言った感じになるのと同じようなものです。
「shut the fuck up」なんかもこれと同じで強調として使われているのでしょう。
こんなThe・スラングと言ってもいいような言葉ですが、実際に使う際はなかなか注意が必要です。アメリカでは最も下品な言葉とされています。
暗喩的にこの言葉を指すときはF-wardだとかF-bomb、Fudgeなんて言い回しになります。
上の3つは名詞としてですが、形容詞(詰まりFucking)はEffing、Freakingなんかになります。
そして動詞的な使い方だとScrewになります。
私も完璧にすべての言い方を知っているわけではないので、もしかしたら他にもあるかもしれません。
お後がよろしいようで